◎
谷本 総務部長 きょう、お配りさせていただいておる
部分で、少し16年4月1日の
部分から少し御
説明をさせていただきたいんですが、16年4月1日で
組織が7部、これに対して
部長が9名ということになっておる
部分でございます。これにつきましては
環境経済部に
経済政策担当部長1名、それから
シルバー人材センター派遣には1名ということで、部の数7部に対して2名が多いということで9名ということでございます。
それから
室長級が19室ございまして、
室長がそれに対して21名ということでございます。この
中身でございますが、
一つは
企画財務部には
秘書広報担当次長が1名おります。それから
健康福祉部に
保健福祉サービス公社派遣の
職員が1名おります。これが21名の
内訳の
中身、2名ですから
次長級が
担当職、あるいは
施設の長の
内訳として
存在をするということでございます。
それから
課長級の場合69課ありまして、72名の
課長がいるわけでございますが、この中には
担当職、あるいは
施設の長が全部で15名
存在いたします。例えば
企画財務部でございますと
企画調整担当課長、
行財政改革担当課長、それから
特別整理担当課長といった3名が、この12名の
企画財務部の
部課長の中に含まれている。こういう形になってございます。
それから、そういった
施設の長とか、あるいは
担当職の15名を加えましたら、一方で
室長の
課長の
事務取扱がございます。これが全体で10ございます。あるいは
課長の
兼務が2ございます。そういうことから差し引きいたしまして、69の課の数に対して72名の
課長ということになるわけでございます。
それから17年4月1日の
部分でございますけれども、7部で9名の
部長。この
中身でございますけれども、
都市産業活力部の中に
産業政策担当の
部長、そして
シルバー人材センターの
兼務が現在
予定として上がってございます。
室長級につきましても、18室で17名の
次長級があるわけでございますが、
企画財務部の中に
秘書広報担当次長、
まちづくり広報相談担当次長、新設で
国体担当次長3名が
存在をいたします。
一方で、
部長が
室長を
兼務、
事務取扱をいたしますのが2、
室長の
兼務が2ございます。そういうものを差し引きいたしますと、18室に対して17の
次長級ということになるわけでございます。
同じように61課に対して65名の
課長につきましては、
担当職、
施設の長が全部で13ございます。一方で
室長の
課長の
事務取扱が、あるいは
課長の
兼務で全部で10ございますので、差し引きいたしまして61の課に対して65名の
課長が
存在をする。
少し出入りが難しい、御
説明さしていただきましたけれども、数の各それぞれの部・室・課の数に対する
職員数の
配置というのは、そういう形になっているところでございます。
以上です。
◆馬殿
委員 一番わかりやすいのは
スリム化の中で、
組織等そして、それぞれ
担当につく方との違いが気にはなるんですが、もう少し
内容的にいきますと、例えば今の
環境経済を新しい
都市産業活力部に、なぜ3名の
部長が必要なんかということですよね。
特に現在でいえば、
シルバー人材センターの
派遣に、なぜ
部長職をつけなきゃいけないのか。はっっきり言ってこれは
説明がつかないと思う。
説明できるんやったら1回ここでしてもらいたいと思うけれどもね。一方では広くいうなら
行革をやり、そして
行革の目玉は、要するに
人件費に着目しないとなかなかクリアできない。そういう中で、なぜ
シルバー人材センターの
派遣に、今まで一度退職された方が順次
担当につかれた方ですよ。
こういういびつな、
説明のつかない
組織構成をいつまで、私は16年度、いろんな
市長の思いもあり、いろんなことで16年度はされたのかもしれないけども、17年度は解消されるのかなと思ってたら、また同じことが繰り返される。
部長職で退職される方がないのかどうか、私は詳細を今の時点で知りませんけれども、何でこんないびつなことをするのかという
理由ですよ。
ましてや
室長級でも、室が構成されてないのに何で
室長級が要るんやと。
室長が要るんやということについて、どう
説明されるのか。一方ではね、
事務取り扱いやら
兼務だとかいろいろなってる。大げさに言うなら逆
ピラミッドみたいな
組織じゃないですか。大げさに言えばですよ。これはだれもが考える
組織形態ではない。
人中心の
組織をやってるわけ。
人材を
配置するということで、それも
一つの視点かも知れないけれども、やはりきちんと
組織があって、そこに適材適所に人を
配置していくというのが、やっぱり
役所のあり方ではないのかなと、こう思うんですよ。
私の
意見ばっかり言うてても仕方ないんで、
答弁を求めたいと思います。
○
江見 委員長 谷本部長。
◎
谷本 総務部長 まず
都市産業活力部の中で、
都市産業活力部長以外に2名の
部長の
配置の件でございますが、
一つは
産業政策担当の
部長というのを16年度の
段階で
配置をして、これまで進んできてございます。
一方で、ハードとソフトを一体的に
都市の
活力を、あるいは
産業の
活力を推進をしようということでございまして、
都市経済政策担当部長については、引き続き
都市産業活力部の中に
配置をしたいということで、今回も引き続いてその
配置を考えさせていただきました。
もう
一つの
シルバー人材センターへの
派遣でございますが、16年当初、
シルバー人材センターへ
部長級1名を
派遣をしたわけでございまして、その結果として15年度に比べて16年度で
シルバー人材センターの
事業運営、あるいは
シルバー人材センターの財政的な
内容が非常に好転をしてきたということでございまして、
各市もやはり
事務局長等を、現役の
職員配置をしているということもございます。そういうことから、今しばらく
シルバー人材センターへの
部長級の
派遣については継続をさせていただきたいということで、今回も
都市産業活力部の中に1名の
部長級の
派遣の
配置を考えさせていただいたということでございます。
それからもう
一つ次長級の
考え方でございますが、今回、
企画財務部の中には
秘書広報担当、あるいは
国体担当ということで新しく
次長級を
配置をさしていただきました。それぞれの
次長級の持つ職域、あるいは
職務の
中身というものを加味いたしまして、例えば
国体担当であれば
各市との均衡も図り、あるいはかなり広く
市民の皆様には、各
関係団体との
調整等も必要でございますので、こういった形で
担当の
次長を
配置して、今回の
人事配置に至る
経過を我々としては、かなり検討さしていただいたというものでございます。
以上でございます。
◆馬殿
委員 質問に答えてないやないの。逆
ピラミッドの方の話はどうなったん。
○
江見 委員長 谷本部長。
◎
谷本 総務部長 管理職全体の数といたしましては、
平成14年から18年の間に退職する
管理職の数80名のうち、約40名を
削減しようということで取り組んできておるということもございますし、今回、16年4月1日と17年4月1日で
部長級の数は変わらないわけでございますが、
室長級で、この
市長事務部局では4名の
削減をしてきたということでございます。
それから過去の
経過から申し上げますと、
平成10年
段階で、これは
行政職給料表も含めて、
平成10年で21名の
部長級が、現在は15名に減らしてきている
経過もございます。あるいは
室長級では52名が16年4月1日で35名まで
削減をしてきたという
経過がございます。今後とも馬殿
委員おっしゃいますような、できるだけ
管理職の数を減らしながら、効率的な市政の
運営に当たっていきたいというふうに我々も考えてございます。
現在でも昨年と比べて、
室長としては4名の
削減を果たしていきたいということでございますので、あるいは
課長では72名から65名に数を減らしてきてございます。今後ともその辺のところを十分考えながら、
職員の
配置と
組織の
運営に対して、十分配慮していきたいというふうに考えております。
以上です。
○
江見 委員長 馬殿
委員。
◆馬殿
委員 触れられてるんだけれども、私の一番聞きたいところには的確に
答弁されてないな。つまり、今までは部にしたかて、室にしたかって、それは
縮小傾向であって、その
努力されたことについては、私はどうだとかいって言うてるわけじゃないんです。結果として、16年度も17年度も、要するに一言で言えば
組織の問題であれば、7部・18室・61課というのは、そのとおりじゃありませんよ。他市に
比較だとか
類似団体と
比較をする中で、
宝塚は22万
都市として7部・18室・61課で17年度はスタートしますよというけれども、現状はそうでないでしょうと。そこに
市民に対してきちっと
説明のつく
論拠をお持ちなのかということを僕は尋ねてるわけや。
もっと言うならば、例えば
経済政策担当部長、今度は
名前が変わるようですが、明示されてないから、今、発言はございましたが。これは見るところによると
産業活力室の所管を全部その
部長が
担当するんだと思う、少なくとも。じゃここには
五つの課があるわけや。それを何で
担当部長にして、ここに何々部というのをつくらないのか。つくったかって
給料一緒やねん。
人件費が増大するわけでもないやん。
担当部長と
部長とは
給料は違うんですか。
一緒でしょ。じゃ
人件費の
削減だとかいろんなこと全然関係ない。なぜ
五つの課を抱えてる。
そして
市長の
施政方針からいくとやね、大変重視するというか、半分は
商工会議所頼みかもしれんけどやね、重視する施策を打ち出しときながら、何でこんな
担当部長という
名目で逃げるのですか。ちゃんと部をつくればいいじゃないですか、違いますか。8部になるのが困るわけ。それなればもっと工夫してですね、7部に持っていくような形で7人の
部長でやっぱりやっていかないと。
名目と
中身と違うという、一番、今問題になる話やない。やっぱりちゃんと商品でも何でも
一緒やけど表示して、その
表示どおりのものでなければ、人を物に例えたらいかんかもしれんけど、わかりやすく言ってるんだけれども、何で表示に偽りありみたいな
組織をつくるの。
そして、ましてや今、
シルバー人材センターが
部長が一人
配置されることによって充実したと。どう充実したのか言ってみてくださいよ。そんなもん
一緒やないの。
一緒というのは前の
担当者も一生懸命やられた、今の方も一生懸命やられた。そういう
意味で
一緒だと僕は言ってるわけ。何で
部長職の
給料をとってる人が
シルバー人材センターで指揮をとらなきゃいけないの。ある
意味でのあれかもしれないけれど、私の考えてるのは、これは左遷ですか。過去に何かがあって左遷したんですか。
そんな今の
部長の
答弁で、庁内すべての
組織だれ一人として、あなたも含めてや、あなたの
答弁はだれ一人として納得できる人は、あれば僕はお目にかかりたい。あなたも納得してないはずや、そんな
答弁。
役職上言わなきゃいけないから言ってるだけやない。すべての
職員2,500人か何か知らないけれども、すべてが納得いく
人事をやらないと、
組織統制をやらないとですね、新しい、どんどん変わっていくのは
新陳代謝でいいことだなんか言ってね、こんなことで
行革なんかできませんよ。
行革は何かといったらここから始めなきゃいけないんでしょ。
滞納整理とここから始めなきゃ
行革にならない。
ちょっと両
助役一人ずつ、私の言ってるのは正しいでしょう。なぜ
シルバー人材センターに
部長職を
配置しなきゃいけないの。そんなとこ
配置せないかんのやったらね、
アルゼンチン債じゃないけど、文化振興財団つけなさいよ。つける必要ないけど。こんないいかげんなことしとったらね、皆
市役所で一生懸命積み重ねてきた
努力を、
最後しっかりと
役所に、
市民の負託にこたえるためにやろうという
職員の意識を損ねることに僕はなると思うんや。
だから退廃的な
市役所をつくるんですかということを私は言ってるわけじゃない。34名の
勧奨をつくって、来年はそれを上回る
勧奨がでてくる。まず間違いないわ。
課長職も、もう何人もの人が来年やめると言ってるやないの。それも
新陳代謝で
説明するんですか。こんな形骸した
役所をつくってはね、
日本一の市とか、
日本一の
市役所なんてね、遠吠えですよ。
だから、
シルバー人材センターに
部長職を
配置する決定的な
理由を両
助役言ってごらんなさいよ。それと、なぜ
企画財務部に5人の
室長が必要なの。5人
配置しないとその
仕事をこなせないの。一応、じゃ
次長職というのはね、副
役職はやっぱり考えるべきだろうというのも一方であるわけよ。室が構成されてないのに、何で必要なの。その人の名誉を保障するためか。そんなら極端に言うたら
給料だけの
人事やないの。
そんなことでね、一方では
事務取扱やら
兼務を10人も、2名もつくってやね、
組織の一番中軸で頑張らなきゃならない時に
事務取扱や
兼務や、そして上の方はえらい手厚いものや。
組織を上回る
人事をつけてる、人の
配置をしているわけや。こんなことで
議案としては、確かに部の
名前と
所掌事務を決めてくださいで、事足りるんですって言うのに近いような
答弁を
前回もろたけどね、こんなばかげたことありませんで。
これはしっかり答えてもらわんとやね、7月
人事に回ししたらええがな。見直さな仕方ないやん。答えられないやん。私に答えてくださいとは言いません。全
市民に、そして
庁内職員全員に、もっともな
理由だ。議員の言う方が、馬殿の言う方が間違うてるよ。
役所とはそういうものではないんだという何か
論拠があれば言ってくださいよ。2,500人の
職員全部納得させてくださいよ。そうしなければ一致団結してね、この難局を乗り切ることはできないでしょう。
金のないことばかり言うけどもやね、
執行機関が一番大切なかなめの人の
配置が、いつも言うように人は城ですよ。
組織は人ですよ。こんなわけのわからない
人事をやるなんて、それはもう内示が目前やから、あと3日間後やから、もう大体決まってるのかどうか知らんけどね、もう1回練り直さなきゃ。どう答えますか、両
助役。
○
江見 委員長 村野助役。
◎村野
助役 1点目は、
組織は人だということにつきまして、私もそう思いますが、このそれぞれの部によって、
仕事の
内容によって部をつくるべきではないかという御
意見がございます。私どもといたしましては、今御提案をしております、この
組織構成によりまして
担当部長を置き、進めていきたい。ただ、
仕事の
内容におきましては、その
内容、もしくは
重要性等にかんがみまして、
担当の
部長、もしくは室におきましては、その
室長にかわる
兼務みたいなことで
運営をしていきたいというふうに考えておるところでございます。
そういった
意味で、
シルバー人材センターにつきましては、これは昨年
部長級を送ったわけでございますが、
シルバー人材センターの
運営を効率的に、また重要な役割を担っているということでございますので、
部長級を昨年送り、来年度もそれを継続したいというふうに思っておるわけでございます。
したがいまして、先ほど
活力ある
組織をということでございますが、私どもも退廃的な
組織じゃなくて、
活力ある
組織として、これからも
努力をしていきたいと思っておりますので、御
理解を賜りたいと思います。
○
江見 委員長 上田助役。
◎
上田 助役 私の方から
シルバー人材センターの
経過について御
説明申し上げます。
この件につきましては、昨年の終わりごろでしたか、
シルバー人材センターの経緯につきましていろいろ
協議を行いました。その中で
シルバー人材センターといたしましては非常に
努力されて、
役員等の経費につきましても
削減を図られたところでございますけれども、14年、15年と
赤字が出てくるというような中で、市に対しまして何とか支援という形でお願いがあったわけでございます。
本市としましては、もう少し頑張ってほしいという
内容のことで、いろいろな1月ごろから
協議を進めてまいったわけでございますけれども、15年度におきまして収入につきましては、ほぼ横ばいでございますけれども、全体として
赤字が出てくると。単
年度赤字が生じるというような中で、何とか
平成16年度においては、
財政健全化に向かって
努力するので市の支援をというような中で、
理事長ほか
協議を進めた結果、過去にも
部長を送った
経過がございます。
また、阪神間の事例を見ますと、
派遣をするか
補助をするか別といたしまして、
常務理事、
部局長につきましては市から
派遣、もしくは
人件費補助を行っているという実態を踏まえまして、
部長級を
派遣するということで寄与を図ったわけでございます。
今回につきましても、先ほど
村野助役が申し上げましたように、もうしばらく
派遣が必要でないかと考えておるところでございます。
○
江見 委員長 馬殿
委員。
◆馬殿
委員 そんな
答弁で通じるような
宝塚市か。そんなよその話が出たけどね、それやったら
部長級派遣するより、
補助した方がよっぽど向こう助かる言うてるわ。
理事長も無報酬やないの。そら無報酬にしたらそれ以上安いものないんやから。
報酬してないでしょ。社協は報酬取ってるけど。これは報酬取ってるの。
シルバー。
○
江見 委員長 上田助役。
◎
上田 助役 お聞きしているものにつきましては、従来は月何ぼという方式でございましたけど、現在は出席されれば
費用弁償として、お支払いされておるということをお聞きしております。
以上でございます。
○
江見 委員長 馬殿
委員。
◆馬殿
委員 私ばっかりやってても仕方がありませんがね、私は今の
答弁で
職員に、アンケートとる必要も何にもないけどね、だれ一人言うてる
皆さん方も含めて、納得する人はだれもいない。こんなんで納得する人がおったら私はお目にかかりませんわ。こんな通じない、議会を無視してるとか、ばかにしてるとかいう次元の話やないね。何で
部長級を配さなきゃいけないの。
役職で決まるん違うでしょ。本当に営業する能力として別の要素が求められてるんでしょう。
シルバー人材センターはそんなにあかんことないやん。一方では高齢者福祉事業団つぶしとってやな、事実上。
仕事何ぼでも回ってくるやないの。回してあげたらいいやないの。そういうやっぱり少しの
補助を考えるとか、またそうなってきたら
行革の
考え方から反すると言うんかもしれないけども、するなり、
仕事をきちんと考えるなり、いろんなことの方法の方が、実質的には効果があるわけや。黒字にも転じることはできるわけや。
部長級を配したからいうて、もちろん
人件費は
市持ちになるわけやけれどもね、決して
シルバー人材センターの発展というか、そういうものには寄与するものではないですよ。よっぽど今まであかんかったん、
退職組。これからも
退職組はどんどん送らんならんやろ。だからどちらから言うても
答弁できへんのや。
答弁できんような
議案出してきても仕方ないわけや。
私ははっきり言って、この話は最低の話だと思うし、全然
議論にかみ合わないというか、論外だと僕は思いますよ、この
議案は。ただ、ほかの
委員さんの御
意見を伺って、私は、もちろん
組織を混乱させるのもいかがと思うから、考えますけどね。だけどこんないいかげんな
人事あらへんで。
企画財務部の
室長、何で5人要るの。要る
理由は。
○
江見 委員長 谷本総務部長。
◎
谷本 総務部長 企画財務部で
一つは
政策室、あるいはもう
一つは
行財政改革室ということで、それぞれの
室長は
配置をいたします。それ以外に
秘書広報担当の
次長、それから
まちづくり広報公聴相談担当次長、そして新たに
国体担当次長というのを
配置をいたしまして、
企画財務部で5名の
次長級を
配置するということでございます。
一部、
企画財務部の中で、
市税管理室長につきましては
行革担当の
室長が
兼務をするという形でございます。それぞれの業務の
中身、あるいはそれぞれの
担当次長の所掌する
職務の領域、この辺のところを
十分勘案をさしていただきまして、
企画財務部に結果として5名の
次長級の
配置を行うということで検討した結果でございます。
以上です。
○
江見 委員長 馬殿
委員。
◆馬殿
委員 最後に
意見を申し上げておきますが、ほかのとこも詳細を見ていかなければいけないことだと思いますけど、
企画財務部で見れば今、
滞納整理って税収を確保するというのは物すごく大切な
仕事やないの。
皆さんはごっつい
市税収入が落ちた言うけどね、そんなん90%にも満たないような
収税率でそんなこと言ってるわけや。
340何ぼとか言ってるけどやね、実際には380億を超える税収が期待できるわけや。ただ集めてないだけの話や。そんなところに
庁内一丸となってやらなきゃならないという、
赤字団体へ転落防止する第1の
仕事は税収の確保やないの。そこのところは切り捨ててしまう。
兼務、まちづくり推進室というのは今大変重要な
部分だと言われているのに、ここもなくしてしまう。私、一方で個人攻撃してるのと違うよ、今
名前で
担当者ついてるから。
組織として僕は言ってるわけや。
一方で、何で秘書課がやね、
室長が要るんや。秘書と広報がひっついてるにしても。そんなんから見たら徴税であり、まちづくりというのはよっぽど重要視できる
内容やないの。だからそこら辺のところ、
市民がだれでも納得、くどいようやけどね。納得のできるような
組織をつくりなさいよ。ましてや
答弁なかったけど、何で
経済政策担当部長を、その部をですね、
組織としてつくらないの。つくったかて何の変化あらへんやん。表向き8部となるだけの話やん。
給料も
一緒やん。そこら辺の、まさにこれは欠陥ですよ。
今まで、この
議案は出しとけば終わりの
議案だったかどうか知らんけどね、今までは
内容的にもそれでまかり通ったかも知れんけども、今、
行革の角度から見ても、このいびつな状態を見ても、やっぱりこの
議案というのはね、もっと当局自身が練りに練って出してこなきゃだめですよ。
都市経営会議で承認されたからいうて出してきたかって、部の
名前は
所掌事務なんて逆に言うたら論外や。一番大事なところをしっかりと
説明できるような提案をしてこなきゃ。
そのように
意見を申し上げて終わりたいと思います。
○
江見 委員長 ほかに質問。草野
委員。
◆草野
委員 一つは
シルバー人材センターへの
部長級の
配置というのは、だれが見ても
理解に苦しむ点があるということですよね。
部長級でありながら、この
部長は
都市経営会議には出席されとるんでしょうか。
それからもう1点、お聞きしときたいのは枠配分方式っていうのをとってるわけね。そうすると、これ
環境経済部、
シルバー人材センターの
部長を仮に脇に置いといたとしても、
部長2人でね。そこらの枠としては部あてに枠を渡すわけでしょ。その関係でいったら2人の
部長との関係というのは、結局どうなってるんですか。
○
江見 委員長 谷本総務部長。
◎
谷本 総務部長 2点御質問をいただきましたけども、まず1点目でございますが、
シルバー人材センターに
派遣をいたしております
担当部長については、
都市経営会議には出てございません。
それからもう
一つ枠配の関係の
部分、
予算の関係でございますが、例えば
都市産業活力部に
都市産業活力部長、それ以外に
産業政策を
担当する
部長を、今回17年4月1日で
配置をいたしますけれども、
予算の
配置上が
産業政策担当部長にかかわる分については、当然その
考え方の中で
予算の枠についても
整理をするという形で、今後とも考えていくということでございます。
現在も
環境経済部の中の、
経済政策担当部長所管につきましては、当該
部長がその枠配分についての調整を行い、あるいは精査をして
予算要求という形になっておるものでございます。
以上です。
○
江見 委員長 草野
委員。
◆草野
委員 ちょっと枠配分との関係からいったときに、この1部で2
部長ないし3
部長がおるというのはやね、やっぱり非常にわかりにくいんやね。だから全体としては要するに、部単位で査定するわけでしょ。そうすると、特に
都市産業活力部については
中身が非常にわかりにくい
予算編成になると。それぞれ内部的には、それぞれの持ってる課で仕分けをするとしても、枠配分としては部単位で出てくると思うんですよ。
だから、そういう権限の移譲の問題とかというふうなことを含めて、やっぱり1部に2
部長ないし3
部長いるというのは非常にわかりにくいというか、なぜそういう形になるのかというのが非常に疑問があります。
それからもう1点は、
部長級という位置づけをしながら、結局
部長としての扱いをしてないということなんですよね。私は、
宝塚市の幹部
職員の扱いとしてはやね、非常にいびつやと思うんですよ。結局、こういう状態を続けてたら、例えばこの前も申し上げましたけれども、かつての上司がですよ、非常勤嘱託で行ったときに、若い人との関係で、今までは指導をされる立場にあったわけや。そういう人が非常勤嘱託でおってですよ、いろいろ私が聞いてる限りで言うたら、いろいろ反目とかね、いろいろあったりして若い
職員は戸惑ってるという話も聞くわけや。
だからそこらが、一概にこういう扱いにするというか、先ほどちょっと言われたけれども、非常に見せしめという感覚が強く出るわけや。結局
部長職でとどまりながらやね、閑職みたいなところへ扱いをされ、
都市経営会議には、はっきり言って出席をさせないということになってるんやと思うんや。
そういう扱いをやって、
人事として公正に扱ってるという印象をだれも与えないと思うんですよ。その点はやっぱり
人事政策のあり方としては、非常にいびつというか、市の
職員にやる気を起こさせる点ではですよ、やる気を起こさせるというよりも見せしめで、いろいろ
人事をするという対応に私は写ってるんじゃないかと思うんですよね。そういう扱いをやっぱりやるべきじゃないというふうに思います。
あともう1点、ちょっとお聞きしておきたいのは、
企画財務部が非常に優遇されてる感じを受けるねんな。これで課でいったらマイナス1課だけやね。枠配分するということは、つまり
予算要求のときに、これまでは一件審査方法をやってたと思う。
企画財務部は
予算編成ですごい、そういう
意味で査定作業というのに追われてるという
部分はあったと思うんやけども、これを枠配分方式にして、枠でボーンと与えたら一件審査方式はなくなるから、
企画財務部としては枠さえつくればいいという形になると思うんですよ。
にもかかわらずね、こういう
企画財務部優遇の
人事政策というのは、私はやり方を変えてきてる中で、ちょっと
理解に苦しむ点があるんやけど、そこはどうなんですか。
○
江見 委員長 上田助役。
◎
上田 助役 予算の枠配の関係と今回の関係でございます。先ほど
総務部長が申し上げましたように、原則としては与えられた枠の中で、まず課の中で
予算をするということでございます。
ただその場合、課の中でどうしても課同士で
室長がおるわけでございます。
室長の方がやはりこちらの経費より、こちらの経費というようなケースもございます。そういう場合は課の融通という中で、
一つの室としての
予算を編成してまいります。
次、室と室と室という形に今度なるわけでございます。草野
委員がおっしゃるように、今回でございましたら
産業活力室につきましては
担当の
部長がおり、後の
都市創造室等、土地整備室については、また
担当の
部長がおると、こういうような状態になってるわけでございます。
枠といたしましては、
都市産業活力部ということで
都市の
活力、あるいは
産業活力という
名目のもとに枠を渡しておりますので、まず原則は室・室・室ということで
予算を編成するわけですけれど、その中でどうしても、例えば
都市創造室にお金がある分を
産業活力室、あるいは
産業活力部の
予算として整備するという中で、
部長同士の
協議によりまして融通がきくんであれば、
都市産業活力部の中で融通なり
予算編成は可能だと考えております。
それともう
一つ、先ほど言いました枠配することによって、特に企画のうち財政室の方ですけれども、労力が少なくなるんじゃないかという御質問でございます。この
部分につきましては財政課、従来は各
担当課が積み上げてきまして、それを財政課が一件査定しましたという労力が非常に大きかった。時間外の手当てというものがなかったという形で、そういうものも含めまして、今の現在とどういう
予算編成がいいんだという結果とした場合に、例えば枠を渡す時に十分その中の金額を精査する。それに労力を払うというのが
一つございます。それとそういうことをせずに、出てきたものを一件査定する。そのときに労力を振るうというものございます。それと枠で渡しまして、出てきた
中身をもう一度精査するというというようなところに力を注ぐ。
どこに力を注ぐということによりまして、必ずしも財政課の
仕事自体がなくなっているわけではございませんので、今、枠を渡す時に精査をしてやっていると、こういう形になっておるところでございます。
○
江見 委員長 ほかに
質疑ありませんか。
よろしいですか。
(「なし」の声あり)
それでは
質疑はないようですので、
質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
馬殿
委員。