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平成17年 3月22日総務常任委員会−03月22日-01号
平成17年第 1回定例会−03月22日-04号

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  1. 宝塚市議会 2005-03-22
    平成17年 3月22日総務常任委員会−03月22日-01号


    取得元: 宝塚市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-17
    平成17年 3月22日総務常任委員会−03月22日-01号平成17年 3月22日総務常任委員会                  開会 午前10時02分 ○江見 委員長  おはようございます。それでは本日の総務常任委員会を始めたいと思います。  本日は3月3日の委員会に引き続き議案第12号について審議したいと思います。  本件については、前回、数点の資料請求を行っておりますので、本日お手元に届いております。  まず、当局の方から説明をお願いしたいと思います。  谷本総務部長。 ◎谷本 総務部長  きょう、お配りをしております資料中身について、御説明の方をさせていただきたいと思います。  きょう、御提出をさせていただいております表でございますが、組織図に見合う形で16年4月1日と17年4月1日を対比させる形で、表の方を作成をさせていただいてございます。市長事務部局管理職員配置状況ということでございます。16年4月1日と現在では、組織上は一番上に書いてございますように、7部・19室・69課というふうになっております。部長級はそれに対しまして9名、室長級21名、課長級は72名、全体で102名ということでございます。  この中には課長ポスト室長事務取扱をしているものが10、それから課長兼務をしているポストが2つございます。それから組織の数より職員の数が多くなっておりますのは、担当職あるいは施設の長の配置、あるいは派遣職員が含まれているからでございます。  それから17年4月1日の予定の数でございますけれども、組織上、7部・18室・61課ということでございます。部長級が9、室長級17、課長級65の配置予定をしております。  なお、職員配置数の詳細、細かい部分につきましては現在も配置の作業中でございます。それから、その一番下に書いてございます昇格選考対象者数でございますけれども、17年6月1日の現在の行政職給料表適用者部分でございまして、部長級への昇格対象者が22名、室長級昇格対象者が54名、課長級への昇格対象者が50名ということでございます。  前回、御質問等ございました分を整理をいたしました資料を、今御説明をさせていただいた内容でございます。  以上でございます。 ○江見 委員長  説明を終わりました。それでは第12号の質疑を再開します。  質疑はありませんか。 ◆馬殿 委員  今、資料をいただいたところなんで、議論をさしていただきながら繰り返して見たいと思いますけれども。まず1つはですね、部長職にしても室長職にしても、その組織の部の数が室の数と、例えば部長でいえば2つ食い違いがありますね、担当とかいうような形で。室長も今回の18室で17名というのは組織移動等があるので、詳細を見ないとすぐわかりませんが、現況でいけば19室で21名。実際には室が構成されてないのに個人の立場を、役職を与えてるのかどうかわかりませんが、そのあたりについてもう少し説明いただきたい。  しょせんはね、やっぱり機構改革する中で組織スリム化して、そして活力を損なうようなことであってはならないわけですが、十分機能しながら、そしてできるだけスリム化して、それに伴う人事を行っていくということが妥当だと思うんですが、そういう観点から見ればですね、ちょっと現況においても、それから新しい体制においても理解ができないんですが、このことについてはどう答えられますか。 ○江見 委員長  谷本総務部長
    谷本 総務部長  きょう、お配りさせていただいておる部分で、少し16年4月1日の部分から少し御説明をさせていただきたいんですが、16年4月1日で組織が7部、これに対して部長が9名ということになっておる部分でございます。これにつきましては環境経済部経済政策担当部長1名、それからシルバー人材センター派遣には1名ということで、部の数7部に対して2名が多いということで9名ということでございます。  それから室長級が19室ございまして、室長がそれに対して21名ということでございます。この中身でございますが、一つ企画財務部には秘書広報担当次長が1名おります。それから健康福祉部保健福祉サービス公社派遣職員が1名おります。これが21名の内訳中身、2名ですから次長級担当職、あるいは施設の長の内訳として存在をするということでございます。  それから課長級の場合69課ありまして、72名の課長がいるわけでございますが、この中には担当職、あるいは施設の長が全部で15名存在いたします。例えば企画財務部でございますと企画調整担当課長行財政改革担当課長、それから特別整理担当課長といった3名が、この12名の企画財務部部課長の中に含まれている。こういう形になってございます。  それから、そういった施設の長とか、あるいは担当職の15名を加えましたら、一方で室長課長事務取扱がございます。これが全体で10ございます。あるいは課長兼務が2ございます。そういうことから差し引きいたしまして、69の課の数に対して72名の課長ということになるわけでございます。  それから17年4月1日の部分でございますけれども、7部で9名の部長。この中身でございますけれども、都市産業活力部の中に産業政策担当部長、そしてシルバー人材センター兼務が現在予定として上がってございます。  室長級につきましても、18室で17名の次長級があるわけでございますが、企画財務部の中に秘書広報担当次長まちづくり広報相談担当次長、新設で国体担当次長3名が存在をいたします。  一方で、部長室長兼務事務取扱をいたしますのが2、室長兼務が2ございます。そういうものを差し引きいたしますと、18室に対して17の次長級ということになるわけでございます。  同じように61課に対して65名の課長につきましては、担当職施設の長が全部で13ございます。一方で室長課長事務取扱が、あるいは課長兼務で全部で10ございますので、差し引きいたしまして61の課に対して65名の課長存在をする。  少し出入りが難しい、御説明さしていただきましたけれども、数の各それぞれの部・室・課の数に対する職員数配置というのは、そういう形になっているところでございます。  以上です。 ◆馬殿 委員  一番わかりやすいのはスリム化の中で、組織等そして、それぞれ担当につく方との違いが気にはなるんですが、もう少し内容的にいきますと、例えば今の環境経済を新しい都市産業活力部に、なぜ3名の部長が必要なんかということですよね。  特に現在でいえば、シルバー人材センター派遣に、なぜ部長職をつけなきゃいけないのか。はっっきり言ってこれは説明がつかないと思う。説明できるんやったら1回ここでしてもらいたいと思うけれどもね。一方では広くいうなら行革をやり、そして行革の目玉は、要するに人件費に着目しないとなかなかクリアできない。そういう中で、なぜシルバー人材センター派遣に、今まで一度退職された方が順次担当につかれた方ですよ。  こういういびつな、説明のつかない組織構成をいつまで、私は16年度、いろんな市長の思いもあり、いろんなことで16年度はされたのかもしれないけども、17年度は解消されるのかなと思ってたら、また同じことが繰り返される。部長職で退職される方がないのかどうか、私は詳細を今の時点で知りませんけれども、何でこんないびつなことをするのかという理由ですよ。  ましてや室長級でも、室が構成されてないのに何で室長級が要るんやと。室長が要るんやということについて、どう説明されるのか。一方ではね、事務取り扱いやら兼務だとかいろいろなってる。大げさに言うなら逆ピラミッドみたいな組織じゃないですか。大げさに言えばですよ。これはだれもが考える組織形態ではない。人中心組織をやってるわけ。人材配置するということで、それも一つの視点かも知れないけれども、やはりきちんと組織があって、そこに適材適所に人を配置していくというのが、やっぱり役所のあり方ではないのかなと、こう思うんですよ。  私の意見ばっかり言うてても仕方ないんで、答弁を求めたいと思います。 ○江見 委員長  谷本部長。 ◎谷本 総務部長  まず都市産業活力部の中で、都市産業活力部長以外に2名の部長配置の件でございますが、一つ産業政策担当部長というのを16年度の段階配置をして、これまで進んできてございます。  一方で、ハードとソフトを一体的に都市活力を、あるいは産業活力を推進をしようということでございまして、都市経済政策担当部長については、引き続き都市産業活力部の中に配置をしたいということで、今回も引き続いてその配置を考えさせていただきました。  もう一つシルバー人材センターへの派遣でございますが、16年当初、シルバー人材センター部長級1名を派遣をしたわけでございまして、その結果として15年度に比べて16年度でシルバー人材センター事業運営、あるいはシルバー人材センターの財政的な内容が非常に好転をしてきたということでございまして、各市もやはり事務局長等を、現役の職員配置をしているということもございます。そういうことから、今しばらくシルバー人材センターへの部長級派遣については継続をさせていただきたいということで、今回も都市産業活力部の中に1名の部長級派遣配置を考えさせていただいたということでございます。  それからもう一つ次長級考え方でございますが、今回、企画財務部の中には秘書広報担当、あるいは国体担当ということで新しく次長級配置をさしていただきました。それぞれの次長級の持つ職域、あるいは職務中身というものを加味いたしまして、例えば国体担当であれば各市との均衡も図り、あるいはかなり広く市民の皆様には、各関係団体との調整等も必要でございますので、こういった形で担当次長配置して、今回の人事配置に至る経過を我々としては、かなり検討さしていただいたというものでございます。  以上でございます。 ◆馬殿 委員  質問に答えてないやないの。逆ピラミッドの方の話はどうなったん。 ○江見 委員長  谷本部長。 ◎谷本 総務部長  管理職全体の数といたしましては、平成14年から18年の間に退職する管理職の数80名のうち、約40名を削減しようということで取り組んできておるということもございますし、今回、16年4月1日と17年4月1日で部長級の数は変わらないわけでございますが、室長級で、この市長事務部局では4名の削減をしてきたということでございます。  それから過去の経過から申し上げますと、平成10年段階で、これは行政職給料表も含めて、平成10年で21名の部長級が、現在は15名に減らしてきている経過もございます。あるいは室長級では52名が16年4月1日で35名まで削減をしてきたという経過がございます。今後とも馬殿委員おっしゃいますような、できるだけ管理職の数を減らしながら、効率的な市政の運営に当たっていきたいというふうに我々も考えてございます。  現在でも昨年と比べて、室長としては4名の削減を果たしていきたいということでございますので、あるいは課長では72名から65名に数を減らしてきてございます。今後ともその辺のところを十分考えながら、職員配置組織運営に対して、十分配慮していきたいというふうに考えております。  以上です。 ○江見 委員長  馬殿委員。 ◆馬殿 委員  触れられてるんだけれども、私の一番聞きたいところには的確に答弁されてないな。つまり、今までは部にしたかて、室にしたかって、それは縮小傾向であって、その努力されたことについては、私はどうだとかいって言うてるわけじゃないんです。結果として、16年度も17年度も、要するに一言で言えば組織の問題であれば、7部・18室・61課というのは、そのとおりじゃありませんよ。他市に比較だとか類似団体比較をする中で、宝塚は22万都市として7部・18室・61課で17年度はスタートしますよというけれども、現状はそうでないでしょうと。そこに市民に対してきちっと説明のつく論拠をお持ちなのかということを僕は尋ねてるわけや。  もっと言うならば、例えば経済政策担当部長、今度は名前が変わるようですが、明示されてないから、今、発言はございましたが。これは見るところによると産業活力室の所管を全部その部長担当するんだと思う、少なくとも。じゃここには五つの課があるわけや。それを何で担当部長にして、ここに何々部というのをつくらないのか。つくったかって給料一緒やねん。人件費が増大するわけでもないやん。担当部長部長とは給料は違うんですか。一緒でしょ。じゃ人件費削減だとかいろんなこと全然関係ない。なぜ五つの課を抱えてる。  そして市長施政方針からいくとやね、大変重視するというか、半分は商工会議所頼みかもしれんけどやね、重視する施策を打ち出しときながら、何でこんな担当部長という名目で逃げるのですか。ちゃんと部をつくればいいじゃないですか、違いますか。8部になるのが困るわけ。それなればもっと工夫してですね、7部に持っていくような形で7人の部長でやっぱりやっていかないと。名目中身と違うという、一番、今問題になる話やない。やっぱりちゃんと商品でも何でも一緒やけど表示して、その表示どおりのものでなければ、人を物に例えたらいかんかもしれんけど、わかりやすく言ってるんだけれども、何で表示に偽りありみたいな組織をつくるの。  そして、ましてや今、シルバー人材センター部長が一人配置されることによって充実したと。どう充実したのか言ってみてくださいよ。そんなもん一緒やないの。一緒というのは前の担当者も一生懸命やられた、今の方も一生懸命やられた。そういう意味一緒だと僕は言ってるわけ。何で部長職給料をとってる人がシルバー人材センターで指揮をとらなきゃいけないの。ある意味でのあれかもしれないけれど、私の考えてるのは、これは左遷ですか。過去に何かがあって左遷したんですか。  そんな今の部長答弁で、庁内すべての組織だれ一人として、あなたも含めてや、あなたの答弁はだれ一人として納得できる人は、あれば僕はお目にかかりたい。あなたも納得してないはずや、そんな答弁役職上言わなきゃいけないから言ってるだけやない。すべての職員2,500人か何か知らないけれども、すべてが納得いく人事をやらないと、組織統制をやらないとですね、新しい、どんどん変わっていくのは新陳代謝でいいことだなんか言ってね、こんなことで行革なんかできませんよ。行革は何かといったらここから始めなきゃいけないんでしょ。滞納整理とここから始めなきゃ行革にならない。  ちょっと両助役一人ずつ、私の言ってるのは正しいでしょう。なぜシルバー人材センター部長職配置しなきゃいけないの。そんなとこ配置せないかんのやったらね、アルゼンチン債じゃないけど、文化振興財団つけなさいよ。つける必要ないけど。こんないいかげんなことしとったらね、皆市役所で一生懸命積み重ねてきた努力を、最後しっかりと役所に、市民の負託にこたえるためにやろうという職員の意識を損ねることに僕はなると思うんや。  だから退廃的な市役所をつくるんですかということを私は言ってるわけじゃない。34名の勧奨をつくって、来年はそれを上回る勧奨がでてくる。まず間違いないわ。課長職も、もう何人もの人が来年やめると言ってるやないの。それも新陳代謝説明するんですか。こんな形骸した役所をつくってはね、日本一の市とか、日本一市役所なんてね、遠吠えですよ。  だから、シルバー人材センター部長職配置する決定的な理由を両助役言ってごらんなさいよ。それと、なぜ企画財務部に5人の室長が必要なの。5人配置しないとその仕事をこなせないの。一応、じゃ次長職というのはね、副役職はやっぱり考えるべきだろうというのも一方であるわけよ。室が構成されてないのに、何で必要なの。その人の名誉を保障するためか。そんなら極端に言うたら給料だけの人事やないの。  そんなことでね、一方では事務取扱やら兼務を10人も、2名もつくってやね、組織の一番中軸で頑張らなきゃならない時に事務取扱兼務や、そして上の方はえらい手厚いものや。組織を上回る人事をつけてる、人の配置をしているわけや。こんなことで議案としては、確かに部の名前所掌事務を決めてくださいで、事足りるんですって言うのに近いような答弁前回もろたけどね、こんなばかげたことありませんで。  これはしっかり答えてもらわんとやね、7月人事に回ししたらええがな。見直さな仕方ないやん。答えられないやん。私に答えてくださいとは言いません。全市民に、そして庁内職員全員に、もっともな理由だ。議員の言う方が、馬殿の言う方が間違うてるよ。役所とはそういうものではないんだという何か論拠があれば言ってくださいよ。2,500人の職員全部納得させてくださいよ。そうしなければ一致団結してね、この難局を乗り切ることはできないでしょう。  金のないことばかり言うけどもやね、執行機関が一番大切なかなめの人の配置が、いつも言うように人は城ですよ。組織は人ですよ。こんなわけのわからない人事をやるなんて、それはもう内示が目前やから、あと3日間後やから、もう大体決まってるのかどうか知らんけどね、もう1回練り直さなきゃ。どう答えますか、両助役。 ○江見 委員長  村野助役。 ◎村野 助役  1点目は、組織は人だということにつきまして、私もそう思いますが、このそれぞれの部によって、仕事内容によって部をつくるべきではないかという御意見がございます。私どもといたしましては、今御提案をしております、この組織構成によりまして担当部長を置き、進めていきたい。ただ、仕事内容におきましては、その内容、もしくは重要性等にかんがみまして、担当部長、もしくは室におきましては、その室長にかわる兼務みたいなことで運営をしていきたいというふうに考えておるところでございます。  そういった意味で、シルバー人材センターにつきましては、これは昨年部長級を送ったわけでございますが、シルバー人材センター運営を効率的に、また重要な役割を担っているということでございますので、部長級を昨年送り、来年度もそれを継続したいというふうに思っておるわけでございます。  したがいまして、先ほど活力ある組織をということでございますが、私どもも退廃的な組織じゃなくて、活力ある組織として、これからも努力をしていきたいと思っておりますので、御理解を賜りたいと思います。 ○江見 委員長  上田助役。 ◎上田 助役  私の方からシルバー人材センター経過について御説明申し上げます。  この件につきましては、昨年の終わりごろでしたか、シルバー人材センターの経緯につきましていろいろ協議を行いました。その中でシルバー人材センターといたしましては非常に努力されて、役員等の経費につきましても削減を図られたところでございますけれども、14年、15年と赤字が出てくるというような中で、市に対しまして何とか支援という形でお願いがあったわけでございます。  本市としましては、もう少し頑張ってほしいという内容のことで、いろいろな1月ごろから協議を進めてまいったわけでございますけれども、15年度におきまして収入につきましては、ほぼ横ばいでございますけれども、全体として赤字が出てくると。単年度赤字が生じるというような中で、何とか平成16年度においては、財政健全化に向かって努力するので市の支援をというような中で、理事長ほか協議を進めた結果、過去にも部長を送った経過がございます。  また、阪神間の事例を見ますと、派遣をするか補助をするか別といたしまして、常務理事部局長につきましては市から派遣、もしくは人件費補助を行っているという実態を踏まえまして、部長級派遣するということで寄与を図ったわけでございます。  今回につきましても、先ほど村野助役が申し上げましたように、もうしばらく派遣が必要でないかと考えておるところでございます。 ○江見 委員長  馬殿委員。 ◆馬殿 委員  そんな答弁で通じるような宝塚市か。そんなよその話が出たけどね、それやったら部長級派遣するより、補助した方がよっぽど向こう助かる言うてるわ。理事長も無報酬やないの。そら無報酬にしたらそれ以上安いものないんやから。  報酬してないでしょ。社協は報酬取ってるけど。これは報酬取ってるの。シルバー。 ○江見 委員長  上田助役。 ◎上田 助役  お聞きしているものにつきましては、従来は月何ぼという方式でございましたけど、現在は出席されれば費用弁償として、お支払いされておるということをお聞きしております。  以上でございます。 ○江見 委員長  馬殿委員。 ◆馬殿 委員  私ばっかりやってても仕方がありませんがね、私は今の答弁職員に、アンケートとる必要も何にもないけどね、だれ一人言うてる皆さん方も含めて、納得する人はだれもいない。こんなんで納得する人がおったら私はお目にかかりませんわ。こんな通じない、議会を無視してるとか、ばかにしてるとかいう次元の話やないね。何で部長級を配さなきゃいけないの。  役職で決まるん違うでしょ。本当に営業する能力として別の要素が求められてるんでしょう。シルバー人材センターはそんなにあかんことないやん。一方では高齢者福祉事業団つぶしとってやな、事実上。仕事何ぼでも回ってくるやないの。回してあげたらいいやないの。そういうやっぱり少しの補助を考えるとか、またそうなってきたら行革考え方から反すると言うんかもしれないけども、するなり、仕事をきちんと考えるなり、いろんなことの方法の方が、実質的には効果があるわけや。黒字にも転じることはできるわけや。  部長級を配したからいうて、もちろん人件費市持ちになるわけやけれどもね、決してシルバー人材センターの発展というか、そういうものには寄与するものではないですよ。よっぽど今まであかんかったん、退職組。これからも退職組はどんどん送らんならんやろ。だからどちらから言うても答弁できへんのや。答弁できんような議案出してきても仕方ないわけや。  私ははっきり言って、この話は最低の話だと思うし、全然議論にかみ合わないというか、論外だと僕は思いますよ、この議案は。ただ、ほかの委員さんの御意見を伺って、私は、もちろん組織を混乱させるのもいかがと思うから、考えますけどね。だけどこんないいかげんな人事あらへんで。企画財務部室長、何で5人要るの。要る理由は。 ○江見 委員長  谷本総務部長。 ◎谷本 総務部長  企画財務部一つ政策室、あるいはもう一つ行財政改革室ということで、それぞれの室長配置をいたします。それ以外に秘書広報担当次長、それからまちづくり広報公聴相談担当次長、そして新たに国体担当次長というのを配置をいたしまして、企画財務部で5名の次長級配置するということでございます。  一部、企画財務部の中で、市税管理室長につきましては行革担当室長兼務をするという形でございます。それぞれの業務の中身、あるいはそれぞれの担当次長の所掌する職務の領域、この辺のところを十分勘案をさしていただきまして、企画財務部に結果として5名の次長級配置を行うということで検討した結果でございます。  以上です。 ○江見 委員長  馬殿委員。 ◆馬殿 委員  最後意見を申し上げておきますが、ほかのとこも詳細を見ていかなければいけないことだと思いますけど、企画財務部で見れば今、滞納整理って税収を確保するというのは物すごく大切な仕事やないの。皆さんはごっつい市税収入が落ちた言うけどね、そんなん90%にも満たないような収税率でそんなこと言ってるわけや。  340何ぼとか言ってるけどやね、実際には380億を超える税収が期待できるわけや。ただ集めてないだけの話や。そんなところに庁内一丸となってやらなきゃならないという、赤字団体へ転落防止する第1の仕事は税収の確保やないの。そこのところは切り捨ててしまう。兼務、まちづくり推進室というのは今大変重要な部分だと言われているのに、ここもなくしてしまう。私、一方で個人攻撃してるのと違うよ、今名前担当者ついてるから。組織として僕は言ってるわけや。  一方で、何で秘書課がやね、室長が要るんや。秘書と広報がひっついてるにしても。そんなんから見たら徴税であり、まちづくりというのはよっぽど重要視できる内容やないの。だからそこら辺のところ、市民がだれでも納得、くどいようやけどね。納得のできるような組織をつくりなさいよ。ましてや答弁なかったけど、何で経済政策担当部長を、その部をですね、組織としてつくらないの。つくったかて何の変化あらへんやん。表向き8部となるだけの話やん。給料一緒やん。そこら辺の、まさにこれは欠陥ですよ。  今まで、この議案は出しとけば終わりの議案だったかどうか知らんけどね、今までは内容的にもそれでまかり通ったかも知れんけども、今、行革の角度から見ても、このいびつな状態を見ても、やっぱりこの議案というのはね、もっと当局自身が練りに練って出してこなきゃだめですよ。都市経営会議で承認されたからいうて出してきたかって、部の名前所掌事務なんて逆に言うたら論外や。一番大事なところをしっかりと説明できるような提案をしてこなきゃ。  そのように意見を申し上げて終わりたいと思います。 ○江見 委員長  ほかに質問。草野委員。 ◆草野 委員  一つシルバー人材センターへの部長級配置というのは、だれが見ても理解に苦しむ点があるということですよね。部長級でありながら、この部長都市経営会議には出席されとるんでしょうか。  それからもう1点、お聞きしときたいのは枠配分方式っていうのをとってるわけね。そうすると、これ環境経済部シルバー人材センター部長を仮に脇に置いといたとしても、部長2人でね。そこらの枠としては部あてに枠を渡すわけでしょ。その関係でいったら2人の部長との関係というのは、結局どうなってるんですか。 ○江見 委員長  谷本総務部長。 ◎谷本 総務部長  2点御質問をいただきましたけども、まず1点目でございますが、シルバー人材センター派遣をいたしております担当部長については、都市経営会議には出てございません。  それからもう一つ枠配の関係の部分予算の関係でございますが、例えば都市産業活力部都市産業活力部長、それ以外に産業政策を担当する部長を、今回17年4月1日で配置をいたしますけれども、予算配置上が産業政策担当部長にかかわる分については、当然その考え方の中で予算の枠についても整理をするという形で、今後とも考えていくということでございます。  現在も環境経済部の中の、経済政策担当部長所管につきましては、当該部長がその枠配分についての調整を行い、あるいは精査をして予算要求という形になっておるものでございます。  以上です。 ○江見 委員長  草野委員。 ◆草野 委員  ちょっと枠配分との関係からいったときに、この1部で2部長ないし3部長がおるというのはやね、やっぱり非常にわかりにくいんやね。だから全体としては要するに、部単位で査定するわけでしょ。そうすると、特に都市産業活力部については中身が非常にわかりにくい予算編成になると。それぞれ内部的には、それぞれの持ってる課で仕分けをするとしても、枠配分としては部単位で出てくると思うんですよ。  だから、そういう権限の移譲の問題とかというふうなことを含めて、やっぱり1部に2部長ないし3部長いるというのは非常にわかりにくいというか、なぜそういう形になるのかというのが非常に疑問があります。  それからもう1点は、部長級という位置づけをしながら、結局部長としての扱いをしてないということなんですよね。私は、宝塚市の幹部職員の扱いとしてはやね、非常にいびつやと思うんですよ。結局、こういう状態を続けてたら、例えばこの前も申し上げましたけれども、かつての上司がですよ、非常勤嘱託で行ったときに、若い人との関係で、今までは指導をされる立場にあったわけや。そういう人が非常勤嘱託でおってですよ、いろいろ私が聞いてる限りで言うたら、いろいろ反目とかね、いろいろあったりして若い職員は戸惑ってるという話も聞くわけや。  だからそこらが、一概にこういう扱いにするというか、先ほどちょっと言われたけれども、非常に見せしめという感覚が強く出るわけや。結局部長職でとどまりながらやね、閑職みたいなところへ扱いをされ、都市経営会議には、はっきり言って出席をさせないということになってるんやと思うんや。  そういう扱いをやって、人事として公正に扱ってるという印象をだれも与えないと思うんですよ。その点はやっぱり人事政策のあり方としては、非常にいびつというか、市の職員にやる気を起こさせる点ではですよ、やる気を起こさせるというよりも見せしめで、いろいろ人事をするという対応に私は写ってるんじゃないかと思うんですよね。そういう扱いをやっぱりやるべきじゃないというふうに思います。  あともう1点、ちょっとお聞きしておきたいのは、企画財務部が非常に優遇されてる感じを受けるねんな。これで課でいったらマイナス1課だけやね。枠配分するということは、つまり予算要求のときに、これまでは一件審査方法をやってたと思う。企画財務部予算編成ですごい、そういう意味で査定作業というのに追われてるという部分はあったと思うんやけども、これを枠配分方式にして、枠でボーンと与えたら一件審査方式はなくなるから、企画財務部としては枠さえつくればいいという形になると思うんですよ。  にもかかわらずね、こういう企画財務部優遇の人事政策というのは、私はやり方を変えてきてる中で、ちょっと理解に苦しむ点があるんやけど、そこはどうなんですか。 ○江見 委員長  上田助役。 ◎上田 助役  予算の枠配の関係と今回の関係でございます。先ほど総務部長が申し上げましたように、原則としては与えられた枠の中で、まず課の中で予算をするということでございます。  ただその場合、課の中でどうしても課同士で室長がおるわけでございます。室長の方がやはりこちらの経費より、こちらの経費というようなケースもございます。そういう場合は課の融通という中で、一つの室としての予算を編成してまいります。  次、室と室と室という形に今度なるわけでございます。草野委員がおっしゃるように、今回でございましたら産業活力室につきましては担当部長がおり、後の都市創造室等、土地整備室については、また担当部長がおると、こういうような状態になってるわけでございます。  枠といたしましては、都市産業活力部ということで都市活力、あるいは産業活力という名目のもとに枠を渡しておりますので、まず原則は室・室・室ということで予算を編成するわけですけれど、その中でどうしても、例えば都市創造室にお金がある分を産業活力室、あるいは産業活力部の予算として整備するという中で、部長同士の協議によりまして融通がきくんであれば、都市産業活力部の中で融通なり予算編成は可能だと考えております。  それともう一つ、先ほど言いました枠配することによって、特に企画のうち財政室の方ですけれども、労力が少なくなるんじゃないかという御質問でございます。この部分につきましては財政課、従来は各担当課が積み上げてきまして、それを財政課が一件査定しましたという労力が非常に大きかった。時間外の手当てというものがなかったという形で、そういうものも含めまして、今の現在とどういう予算編成がいいんだという結果とした場合に、例えば枠を渡す時に十分その中の金額を精査する。それに労力を払うというのが一つございます。それとそういうことをせずに、出てきたものを一件査定する。そのときに労力を振るうというものございます。それと枠で渡しまして、出てきた中身をもう一度精査するというというようなところに力を注ぐ。  どこに力を注ぐということによりまして、必ずしも財政課の仕事自体がなくなっているわけではございませんので、今、枠を渡す時に精査をしてやっていると、こういう形になっておるところでございます。 ○江見 委員長  ほかに質疑ありませんか。  よろしいですか。                  (「なし」の声あり)  それでは質疑はないようですので、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。  馬殿委員
    ◆馬殿 委員  反対の討論はないようですので、私は今、質疑をいろいろ行いましたが、答弁をいただいた中を見ますとね、的確な答弁というか、はっきり言って苦し紛れの答弁に終始されたと思います。  ただ、この4月1日から組織は機能していかなきゃならない。無用の混乱等を避ける意味で、この議案については賛成いたしますが、私の申し上げたことについては来年度じゃなくして、年度途中でもできるところから検討を加えられて、組織の変更等は考えてもらいたい。  なぜならば、私の申し上げている論点から行くと、組織変更が年度途中の組織変更というのは無用の混乱というのは常にあるわけですけれども、その次元の話ではない。いびつなところを直すことについては、決して年度途中でも組織の混乱は業務上あり得ない。事実上あり得ない、このように考えるわけでございまして、ひとつ次の議案を出してくる時にはですね、いろいろと精査をされた、そして手直しをされた、そして新しい考え方に立って組織化や機構改革をしてもらいたい。  本当に、本来ならば承服しかねますけれども、これだけ大きな組織を混乱なく動かすという点で、心情的には大変厳しいものがございますが、一応賛成をしておきたいと思います。  以上です。 ○江見 委員長  ほかに討論はありませんか。  いいですか。                 (「ありません」の声あり)  これをもって討論を終結します。  これより採決を行います。  本議案は原案のとおり可決することに異議ありませんか。                 (「異議なし」の声あり)  異議なしと認めます。  よって、議案第12号は可決されました。  当委員会に付託されました議案はすべて審査を終了しましたので、これにて閉会いたします。                  閉会 午前10時51分...